[2026年版]シマノウキ ゼロピット フカセ釣りおすすめType-Bの特徴を徹底解説

タックル

半誘導仕掛けの本命 ゼロピット Type-B

私はシマノのゼロピットに出会ってからは、その合理性にいたく感動してしまい、それ以来ゼロピット以外は使わなくなりました

ゼロピットは革新的なウキです。ゼロピット自体の良さについては過去記事と取り上げさせていただいてますので、そちらを参照いただけますと幸いです

そしてゼロピットはそのラインナップとして、さまざまなモデルが発売されてます。

どのモデルにどういう特徴があるのか??一体どれを選べばいいのだろうか??、よくわからんと言う方向けに簡単に解説できればと思っております

この記事ではゼロピットシリーズの中から”Type-B”というモデルの特徴について解説していきたいと思います

なお、ゼロピットシリーズ全体について使い方やメリット、製品ラインナップ構成や価格帯についてもこちらの記事でまとめておりますので、もし興味がありましたらこちらも是非参考にしていただけますと幸いです

シマノ ゼロピットについて

まず最初にシマノ ゼロピットとはどういったウキなのか、他のウキと何が違うのか?簡単に説明させてください、ゼロピットが唯一無二である理由

  • 糸を切らずにウキの交換が可能
  • ウキを交換しなくてもある程度の浮力調整が可能(DVC typeのみ)

メリットを超ざっくり書くとこの2行に尽きます、デメリットは、、強いていうなら”価格”のみ、ちょっと高い

糸を切らずにウキを交換したい放題、という点が抜群に素晴らしく、ゼロピットの価値の80%くらい

そもそもウキってそんなに頻繁に交換する必要あるんでしたっけ??という方は、もう少し深く突き詰めてフカセ釣りをやっていくと、ウキ交換の重要性に気がつくようになっていきますので、今のうちにゼロピットシリーズを揃えておくことをオススメします

ゼロピット Type-Bとは

ゼロピットシリーズには下記のモデルが展開されています

  • ゼロピット Type-D(フカセ釣り全誘導向け)
  • ゼロピット Type-B(フカセ釣り半誘導向け)
  • ゼロピット BASIS/FIRE BLOOD(汎用的なウキ)

本当はもう少し細かく分かれるのですが、ゼロピットの中で特にType-D/Type-Bはグレ釣り専用のウキとしてラインナップされています。

最初に言うと、自分の過去記事でも紹介していますが、”フカセ釣りのメインはType-Dを使う”と思っています、それはフカセ釣りのメインスタイルとして、基本は全誘導仕掛けだからだ、と考えているからです。

しかし、場合によっては半誘導仕掛け出ないと釣れない場面が確実に存在します、そしてこのType-Bは半誘導仕掛けの釣りを想定して最適化されたウキ設計になっています

ただ、メーカーHPでは半誘導仕掛け用として解説されていますがもちろん全誘導仕掛けとしても使うことは可能です。特にType-Dより感度いいウキを使いたい場面ですね、そういった時はType-Bが有利になることがありますが、ここではシマノ推奨通り半誘導仕掛けで使う場合をメインに解説していきます

ちなみに、Type-Bの価格はなかなかに高いです。なぜ高いかというと、DVC浮力調整シリンダーが二つ搭載されているから、だと思います、後ほど説明

全誘導と半誘導

そもそも、半誘導での使い方で有利ってどういうこと??ということでその前に全誘導と半誘導の違いについて軽く説明

フカセ釣りの仕掛けは、そのスタイルにおいて大きく2つに分かれます、全誘導と半誘導ですね

ウキ止めをつけるかつけないか、によってこの両方のスタイルを切り替えます

結局どっちが釣れるの??というと一概には言えないところはありますが、オーソドックスに釣るときは全誘導だが、状況に応じて半誘導を使う場合がある、という考え方になると思っています

それぞれメリットについてざっくり書くと

  • 全誘導:理論上あらゆるタナ(深さ)を釣り分けることができるため、グレがどこのタナに居たとしても釣ることができる
  • 半誘導:タナが固定されているため、どこのタナを釣っているかわかりやすいが、そのタナにグレが居ないと釣れない。タナはウキ止めの位置で調整できるので何度も調整をズラすことで全誘導のような釣りは可能だが普通はやらない。逆に、徹底的に同じ場所に仕掛けを置いておきたい時や、強風などでラインメンディングができない状況になるとむしろ半誘導の方が有利になる場合がある

野球に例えていいのかわからないですが、全誘導は先発ピッチャーとして各球種と総合力で勝負しながら試合全体を作っていく感じ、半誘導は特別な場面で登板する左サイドハンドの中継ぎピッチャー、のような感じのイメージ、、。半誘導は”ここぞ”という場面で使うことがあるので、仕掛けは準備しておきたい

下の図は半誘導、全誘導のイメージ。

半誘導はタナを固定して釣り、全誘導は時間と共に仕掛けが沈んでいき狙ったタナまで沈めたところでラインにテンションかけてホバー状態にしてタナを一定に固定する。

ここで重要なポイントは、全誘導は沈めながら釣るので、どんどん下に落ちていった時に沈みすぎることがないように心配しないといけない、その一方半誘導はどのみちタナを固定して釣っているので、沈みすぎる心配がない、この違いこそが、ウキ設計の最適化には重要になります、ここの考え方の違いが、Type-DとType-Bの違いを生んでいると言っても過言ではありません

半誘導で釣る時、なぜこのゼロピット Type-Bが最適なのか、掘り下げていきたいと思います

ゼロピット Type-Bのウキ設計

ようやく、Type-Bのウキ設計について説明

まず、一般的なウキとType-D/Type-Bの形状や重さを比較するために並べてみました

比較用の一般的なウキとしては、普通の”どんぐり型”を載せていますが、Type-Bもどんぐり型です

  • Type-Bはシャープで軽い
  • Type-Bはウキの下部が尖っている
  • Type-Bはウキの上部に切り欠きがあり単純な曲線ではない

これが、一般的なウキ、Type-Dと比較した時のType-Bの特徴なのですが、この形状や重さの違いにはどういった意味があるのだろうか?

ゼロピット Type-Bウキ設計の極意1 上下移動の最適化

半誘導はタナ固定なので、ウキが沈みすぎる心配がない、と説明しました

逆に全誘導想定のType-Dは、早く沈みすぎるとタナを安定させることが難しくなるので、早く沈み過ぎないように、底を平らにして抵抗をつけています

半誘導でウキが沈みすぎる心配がない、のならウキが下に引っ張られることに対して余分な抵抗をつける必要がない、ということになります

つまり底を尖った形にして、いくらでも簡単に沈んでいく設計にすれば、その分だけ、魚が食った時の反応、アタリの感度を良くすることができます

Type-Bは、Type-Dに比べてアタリに対する感度が高いため、アタリを見逃すリスクが小さい

今度は逆に、ウキがラインに引っ張られて浮き上がってしまう動きに対してはどうでしょうか

ラインに引っ張られてウキが浮いてしまうような場合、これも潮の流れと関係ない動きなので、できれば影響されたくない要素です。Type-Bは普通のどんぐり型とは違って、上部が平らな形状になっており、そのためこの平らな部分で水の抵抗が大きくなる形状になっています。つまり、道糸、ラインによって上層に引っ張られたとしても、簡単に上がっていかない、ウキがズレない設計になっています

つまり、このType-Bのウキのフォルムは、ウキが下に引っ張られる分には制限なく、逆に上方向への移動を制限するように設計されている、つまり半誘導で一旦タナが固定されてしまえば、魚のアタリを感度よく捕まえることができて、かつラインがウキを引っ張る邪魔な要素を極力排除できるようになっています

そうすると、仕掛けを狙った場所に長時間キープしながら、グレがエサを加えると感度よく察知してアワセを入れられる、グレをかける確率があがる→たくさん釣れる、ということになります

ゼロピット Type-Bウキ設計の極意2 アンダーロック機構

ゼロピット Type-Bはウキ止めありの半誘導仕掛けメインなので、アンダーロックでの使い方を想定しています

アンダーロック機構自体は、もともと釣研のウキやULシモリあたりが発祥なのかなと思います

アンダーロックにすると何がいいのか、というと、ウキの固定位置が、ウキの上部ではなく、ウキの下部にくるため、仕掛けが馴染んだ時のウキの重心、バランスが良い、という利点があり、ウキ止めのすっぽ抜けリスク回避、アタリの明確さ、がメリットなのかなと思います

アンダーロック状態の仕掛けを組みたいと思った場合、、通常はULシモリ玉のようなものを別途購入して追加することによりアンダーロック化するのですが、ゼロピットの場合はもともとキーパイプを通してウキを取り付けるので、そのパイプ自体にアンダーロックで使えるように、先端径が絞られています。

そのため、Type-Bに付属するキーパイプを使うことにより、自動的にアンダーロックで使うことができるということになります

そういう意味では、この”Type-Bに付属のキーパイプ”、こいつはなかなかの価値があるように思います

もし全てのゼロピットラインナップを通して、”糸を切らずに全ての仕掛けに対応できる”ことを謳うのであれば、このキーパイプはType-DでもType-Bでもそれ以外でも共通化したいところです

今のままだと、全誘導→半誘導仕掛けに切り替える時にはゼロピットのキーパイプ自体を取り替える必要があるからです、これは”糸を切る必要がある”、ということを意味しています

例えば、後からキーパイプに取り付けて”アンダーロック化”できるアタッチメントのようなものを発売するのがいいのではないかと思ったりしますがどうなんでしょうかねえ

ゼロピット Type-Bウキ設計の極意3 ダブルDVC

このゼロピット Type-BのMサイズは何とDVCが2つもついています

Type-Bの価格は他のゼロピットシリーズの中で最も高い

おそらくこのダブルDVCと、前述のアンダーロックキーパイプ対応になっているが故なのかなと推測しています

そもそもDVCってなんぞや、と言う方向けに簡単に

DVCはDiving Controlの略

通常は一つのウキで固有の浮力を持っており、後から変更できませんが、このDVC機能があれば、同じウキでありながらシリンダーのネジ調整により浮力を微調整できる、というスグれものです

はるか昔はウキに板鉛を貼り付けたり剥がしたりして微妙な浮力調整をしていたことがあると聞いたことがありますが、その時代からするとかなり画期的な機能だと思います

この浮力調整はウキに搭載されているシリンダーを回すことで調整できます

ゼロピットType-Bはなんと、この調整ノブを2つ搭載しており、他のゼロピットシリーズモデルより浮力調整範囲が大きくなっています

ゼロピット Type-B ラインナップ

それではゼロピット Type-Bのモデルバリエーションを確認

Type-Bの中には大きさがM/Lの二つの選択肢があります、潮の掴みやすさを重視するのか、感度を重視するのか、選べるようになってます

どれが自分の釣りに最も適しているか考える際に参考になればと思います

(参考)
コアゼロピット
DVC Type-D
ゼロピット
DVC Type-B / M
ゼロピット
DVC Type-B / L
DVCあり/ シングルあり / ダブルあり / シングル
DVC調整浮力幅0.20g / G40.24g / G30.20g / G4
重さ (“0”)15.8g11.9g16.8g
外径28.8mm25.7mm28.7mm
アンダーロックなしありあり
価格¥2100¥2900¥2900
推しポイント全誘導スタンダート半誘導
アタリ感度重視
半誘導
潮を掴む

ゼロピット DVC Type-B / M

半誘導フカセ釣りのスタンダード、アタリ感度最強、まずはこれを持っておきましょう

ゼロピット DVC Type-B / L

サイズ大きめ

半誘導釣りながら、より潮を掴みたい場合は、外径が大きいこのLサイズが最適

DVCのシリンダーの数は一つ、浮力調整幅は0.2g(G4)相当なので、Mサイズより振り幅は小さいが、他のゼロピットDVCウキと同程度

まとめ

いかがだったでしょうか

シマノウキ ゼロピットシリーズの中から、フカセ釣りをする前提としてType-Bの特徴について紹介させていただきました

ここで紹介しているType-Bウキの動き方の特徴というのは、ゼロピットだから特別に唯一無二の特徴があるわけではなく、通常のドングリウキと平べったいチヌウキとの違いと同じです

ゼロピットシリーズのメリットはあくまでも、”糸を切らずにウキを交換できること”なので、重厚に攻めるか、軽く攻めるか、その場の状況に応じて簡単に釣り方を変えられる、このメリットこそが大事

Type-Bを手元に置いておくことで自分の釣りの引き出しを増やすことができます

他にもゼロピット関連で記事を出していく予定ですので、もしよろしければそちらも参照していただけますと幸いです

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